地域包括ケア病床

2025年を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケア・システム)の構築を国で推進しています。このため当院においても今まで以上に地域医療に貢献できるように、地域を支える「急性期病院」として、また必要に応じ安心して継続的に医療の提供ができる「地域包括ケア病床」、そして「療養型病棟」を運営していくことで、地域の診療所や急性期病院の支えともなれるような法人経営をしています。 

地域包括ケア病床とは

「地域包括ケア病床」とは、入院治療後、病状が安定した患者さんに対し、リハビリ、退院支援などの医療を提供するために、厳しい施設基準をクリアし、国から許可を受けた「在宅復帰支援のための病床」のことです。

  • 当院で経過観察が必要な方
  • 在宅復帰へ向けリハビリが必要な方
  • 在宅での療養準備が必要な方

※該当病床に入室後、最長60日以内での退院が原則となります。
※地域包括ケア病床へ転床して頂く場合、主治医が判断した上で、患者さん・ご家族様にご提案させて頂きます。ご了解頂いた場合には病床へ移動し継続入院となります。

地域包括ケア病床に入院したら

在宅復帰をスムーズに行うために、「在宅復帰支援計画」に沿って、主治医、看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカー等が協力して、患者さんのリハビリや在宅支援を行っていきます。


ご相談・お問い合わせ

地域包括ケア病床についてのお問い合わせやご相談は「地域医療連携室」までお尋ねください。 

地域医療連携室